[直ってなかった]PrintNightmare脆弱性の更新プログラムを回避する方法が見つかる

Windows
[直ってなかった]PrintNightmare更新プログラムを回避する方法が見つかる

BleepingComputerによると、7月7日にリリースされた「PrintNightmare」脆弱性の更新プログラムを回避する方法が見つかったようです。

この問題が解決するまでは、グループポリシー「ポイント アンド プリントの制限」を未構成にし、印刷スプーラーサービスを無効にしておいた方が良さそうです。

情報ソース

MicrosoftのPrintNightmareパッチは不完全で脆弱性の修正に失敗している

[緊急]Windows累積更新プログラムKB5004945 KB5004947 KB5004948を定例外リリース!ゼロデイ脆弱性PrintNightmareを修正

問題の更新プログラム

グループポリシー「ポイント アンド プリントの制限」が有効の場合に問題が発生

グループポリシーが以下の状態の場合、修正プログラムを適用したとしても「PrintNightmare」の影響を受けます。

  • ポイント アンド プリントの制限:有効
  • 新しい接続用にドライバーをインストールした場合:警告または昇格時のプロンプトを表示しない

▼[コンピューターの構成]/[管理用テンプレート]/[プリンター]
グループポリシー

▼[ポイント アンド プリントの制限]
ポイントアンドプリントの制限

対策

まずはグループポリシー「ポイント アンド プリントの制限」を未構成にします。

▼”ポイント アンド プリント テクノロジは、この脆弱性の影響をどのように受けますか?” を参照

そして、完全に解決するまで印刷スプーラーサービスを無効にしておきます。