ちょっと待った! Windows 10 にアップグレードする前に注意・準備したいこと
ようやく Windows 10 の無償提供が開始されました。公開されたことをきっかけに、アップグレードしてみようと考える人も多いかもしれません。
でもちょっと待ってください! Windows 10 にアップグレードする前にいくつか注意する必要があります。今回はその事前に注意したり準備する項目について解説していきます。
Windows 10にアップグレードする前に注意・準備したいこと
Windows 10 にアップグレードするということは、PCの根本を取り替える作業になります。
なのでWindows 10 にアップグレードする前に以下のことを注意・準備することをオススメします。
自分のPCが最低スペックを満たしているか確認する
Windows 10は以下のスペックを必要とします。
- プロセッサ⇒1GHz以上のプロセッサ
- メモリ⇒32ビット版は1GB、64ビット版は2GB
- ハードディスクの空き容量⇒32ビット版は16GB、64ビット版は20GB
- グラフィックスカード⇒DirectX 9以上
Windows 10 の最低スペックは Windows 7 とほぼ同等なので気にする必要はないかと思います。ただ、昔に流行した超小型ノートPCだとスペック要件を満たさずアップグレード出来ない可能性があります。
▼自分のPCのスペックを確認するには、①左下のフォルダをクリック。②左にある、「PCを右クリック」。③その項目内にある「プロパティ」を選択。これで確認することができます。
自分のバージョンが無償でアップグレード出来るか確認する
現在アップグレードできるバージョンは、以下の表のように発表されています。
▼この中のバージョンがアップグレードできるようです。
上記のバージョンで、最新のバージョンまでアップグレードすればアップグレード出来るそうです。
Enterpriseユーザは、現在無償アップグレードは行われていません。
インストールするのにかなりの時間を要する
windows 10 はOSという、コンピュータの根本を入れ替える作業を行います。これだけでも時間がかかります。
加えて現状の Windows の最新版へのアップグレード、SNSなどのアカウントパスワードの設定など必要とします。私はだいたい5時間位かかりました…。
プライベートであれば、どこかの休日に行うことをオススメします。
どこかにバックアップを残しておく
Windows 10 にアップグレードする際、万が一のことも考えてリカバリーディスクも必ず準備をしてください。以下にリカバリーディスクの作成方法を掲載しておきますね。
その他にも、画像やファイルのUSBなどに残しておいた方がより安全です。
終わりに
今回の Windows 10 のアップグレードが、PCサポート対象外になっていることが多いんです。なのでデータが壊れた、起動できないとなっても対応してくれない可能性が高いんです。
なので事前に準備できることは準備してから、アップグレードしてみてください!