想像してたより怖くないしまだまだ発展しそう!未経験者がIT業界に入って印象が変わったお話
「功績が形になる仕事がしたいなあ」「技術者になりたくなってきた!」「文系でもなれる技術職は?」
こんなことを考えてSEを志望した私が、入社後の1か月でIT業界観がどう変わったかについて書きたいと思います。
最初に伝えておきますと、視野や思考の幅がぐんと広がるような業界だと大変驚いています。
同じような思いを持ち、ITってどうなのかな?とお考えの方のお役に立ててれば幸いです。
コンピュータ相手だから難しそう・・・
【想像】ITはコンピュータ相手なので、難しくて複雑なルールがたくさんありそう。
【現実】人間に何かを説明するのと同じ。
コンピュータに命令をするには、目的に合わせて専用の言語で指示を入力して実行する必要があります。
ルールに従って何かを記述するのは根気がいる上、間違えたらプログラムはすぐに動かなくなります。英文法が苦手なこともあって、動かないプログラムを書いては直し書いては直しを繰り返していました。
しかし英文法と比べると、やりたいことを決まった順番で書き込んで、やり方がおかしければエラーが返ってくるという点でルールが明瞭です。語学の学習と比べるとさほど複雑ではないと個人的に思っています。
人間の使う自然言語も、コンピュータのためのプログラミング言語も、相手に何かを伝えるためのツールです。今では、マニュアル通りにお客様へ商品の説明をするのと流れは変わらない、という感覚でプログラムに取り組めています。
わたし、失敗しないので
【想像】コンピュータは間違えない。
【現実】半分正解。コンピュータは間違ったプログラムを正しく実行する。人間が正しいプログラムを作ることが大事。
システムに障害が起これば多くの人に迷惑がかかります。でもそれはコンピュータのせいではありません。
コンピュータは正しいプログラムを実行させれば間違うことはありません。プログラムは人間が手を加えるものですので間違えます。
コンピュータの強みである「間違えない」という特性を活かすために、人間の間違いを減らすことが大事です。
IT発展の余地
具体的にコンピュータに何ができるのかを知ったことで、「間違えない」コンピュータと「間違えるがアイディアがある」人間が補完し合ってITが発展してきたことが分かるようになりました。
これからも補完し合うことで、更に便利な仕組みを作る余地が充分にあると思います。
テクノロジーに対する視点が変わった
IT業界に入る前と後での印象の変化は以上です。余談として身の回りにあるテクノロジー、ニュースで見かけるテクノロジーに対する考え方が変わったことも追記しておきます。
紙を渡された人間は、それに文字を書くこと、折り紙にすること、切り取って利用面積を分割し別々のことに利用するなど、行動に多くの選択肢があります。自分で考えて実行することは人間には簡単なことですが、コンピュータにそれをさせるためには事前に行動を教えておかなくてはいけません。この「行動を教える」工程を省略できるようにするにはどうするのか?
そんなテクノロジーの動向に関心を持つようになりました。IT技術を学んだことで、視野や興味の対象、思考の幅が広がったと実感しています。
最後に
IT業界は新しいことに挑戦したい人向けの業界です。
今の自分の考え方、環境を変えたいと思っている人にはピッタリです。
このブログを見て少しでも興味を持っていただけたなら、とても嬉しく思います。