Windows 10 20H2/21H1/21H2向け累積更新プログラム「KB5009543」不具合情報まとめ

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Windows 10 20H2/21H1/21H2向け累積更新プログラム「KB5009543」不具合情報まとめ

累積更新プログラムには不具合修正や追加機能などが含まれており、その分不具合も多く発生します。そのため、適用する前に一度不具合情報を確認することをおすすめします。

この記事では2022年1月11日(現地時間)にリリースされた累積更新プログラム「KB5009543」の不具合・脆弱性情報とそれを回避する方法をまとめています。

(2022/1/18更新)0x800f0922エラーで.NET Framework(KB5008876)がインストールできない不具合
(2022/1/18更新)0x800f0988エラーでKB5009543がインストールできない不具合
(2022/1/18更新)不具合を修正する定例外更新プログラムがリリース
(2022/1/17更新)1月の累積更新プログラムでDCが再起動ループする、Hyper-Vが起動しない不具合
(2022/1/13更新)VPN接続に失敗する不具合

情報ソース

Windows 10 20H2/21H1/21H2向け累積更新プログラム「KB5009543」の主な更新内容

ユーザー報告されている不具合・脆弱性

0x800f0988エラーでKB5009543がインストールできない不具合

一部の環境でKB5009543がインストールできない不具合が確認されています。

回避策1

トラブルシューティングツールを実行してから再度Windows Updateを実行するとインストールに成功することがあります。

回避策2

Microsoft Edgeをアンインストールしている場合、再インストールすると解消することがあります。

0x800f0922エラーで.NET Framework(KB5008876)がインストールできない不具合

一部の環境で.NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム(KB5008876)のインストールに失敗する不具合が確認されています。

回避策1

トラブルシューティングツールを実行してから再度Windows Updateを実行するとインストールに成功することがあります。

回避策2

.NET Frameworkが無効になっている場合、有効に設定するとインストールに成功することがあります。

コントロールパネル>プログラムと機能>「Windows の機能の有効化または無効化」から確認可能です。

Windows の機能の有効化または無効化

回避策3

VPN接続を一時的に切断してから再度Windows Updateを実行するとインストールに成功することがあります。

回避策4

「システムの予約済みパーティション」の容量不足でインストールに失敗することがあります。容量を増やすとインストールに成功する場合があります。

既知の不具合

エラー

1月の累積更新プログラムでDCが再起動ループする、Hyper-Vが起動しない不具合

▼修正プログラムがリリースされました

▼以下の記事を参照して下さい。

1月の累積更新プログラムのインストール後、VPN接続に失敗する不具合

1月の累積更新プログラムのインストール後、VPN接続に失敗する不具合が確認されています。この不具合により、IPsec、L2TP、IPSec IKEを使用するVPN接続が影響を受ける可能性があります。

▼修正プログラムがリリースされました

回避策

・【回避策1】VPNサーバー側でベンダーIDの使用を無効にする
VPNサーバー側でベンダーIDの使用を無効に設定します。

※サーバーによってはベンダーIDの使用を無効に設定できない場合があります。

※クライアント側からこの設定を行うことはできません。

・【回避策2】KB5009543をアンインストール

▼具体的な手順は以下の記事を参照して下さい。

・【回避策3】KB5008876をアンインストール

KB5009543をアンインストールしても不具合が解消しない場合は、「.NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム(KB5008876)」もアンインストールすると不具合が軽減される場合があります。

▼具体的な手順は以下の記事を参照して下さい。

スマートカード認証使用時に接続の認証に失敗する不具合

この更新プログラムをインストール後、リモート デスクトップを使用して信頼されていないドメイン内のデバイスに接続すると、スマートカード認証を使用するときに接続の認証に失敗することがあります。

「 [デバイス名] への接続に使用された資格情報が機能しません。 新しい資格情報を入力してください。」や、赤色の「ログイン試行に失敗しました」というメッセージが表示されます。

回避策

この不具合は 既知の問題のロールバック (KIR)を行うと解消されます。

Microsoft Edgeの不具合

カスタムオフラインメディアや、WindowsカスタムISOイメージから作成されたWindowsインストールを使用しているデバイスは、この更新プログラムによってレガシーMicrosoft Edgeが削除されている可能性があります。この不具合は、2021年3月29日以降にリリースされたサービススタック更新プログラム(SSU)を最初にインストールせずに、カスタム オフライン メディアまたは ISO イメージが作成された場合にのみ発生します。新しい Microsoft Edgeに自動的に置き換えはされません。

この不具合の回避策

2021年3月29日以降にリリースされたサービススタック更新プログラム(SSU)をカスタムオフラインメディアまたはカスタムISOイメージに適用する必要があります。

①下記のコマンドでmsuファイルからcabファイルを抽出します。

KB5000842以外を使用する場合は、コマンドの該当箇所に別の累積更新プログラムを置き換えてから実行してください。

  

expand Windows10.0-KB5000842-x64.msu /f:Windows10.0-KB5000842-x64.cab <保存先のパス>

② 下記のコマンドで①で抽出したcabファイルからSSUを抽出します。

expand Windows10.0-KB5000842-x64.cab /f:* <保存先のパス>

③SSUのcabファイル『SSU-19041.903-x64.cab』が保存先のパスに作成されます。このファイルをイメージスリップストリームした後、累積更新プログラムを適用して下さい。

「PSFX_E_MATCHING_BINARY_MISSING」が表示され、新しい更新プログラムをインストールできない不具合

「PSFX_E_MATCHING_BINARY_MISSING」というエラーメッセージが表示され、2021年7月7日(KB5004945)以降の更新プログラムがインストールできない場合があります。

この不具合の回避策

この不具合の対処方法として、Microsoftはインプレースアップグレードによる解決を推奨しています。Microsoftによると、待っていれば『Windows Update Medic Service』(WaaSMedicSVC)サービスがバックグラウンドで動作して、自動的にインプレースアップグレードが行われるとのことです。

▼この不具合をすぐに解決したい場合は以下の手順を参考にして下さい。

①「スタートメニュー」>「Windows システム ツール」>「コマンド プロンプト」を「管理者として実行」で開きます。

②以下のコマンドを入力すると、最大で48時間以内にインプレースアップグレードが行われます。このコマンドを入力すると、インプレースアップグレードと同時に最新のセキュリティ更新プログラムも適用されます。

Reg.exe Add HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion /v AllowInplaceUpgrade /t REG_DWORD /f /d 1

1月の累積更新プログラム一覧

Windows 10バージョン21H1不具合一覧

Windows 10バージョン21H2不具合一覧

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