すぐにアップデートを!Adobe Acrobat/Readerに任意のコードが実行される脆弱性APSB21-55
Adobeは2021年9月14日(現地時間)、WinodwsおよびmacOSのAdobe Acrobat/Adobe Acrobat Readerのセキュリティアップデートをリリースしました。
Adobeが公開した脆弱性(APSB21-55)を悪用したコンテンツをユーザーが開いた場合、実行ユーザーの権限で任意のコードが実行されるなどの可能性があります。
すぐにアップデートしましょう。
情報ソース
対象
- Adobe Acrobat DC 2021.005.20060以前(Windows)
- Adobe Acrobat DC 2021.005.20058以前(macOS)
- Adobe Acrobat Reader DC 2021.005.20060以前(Windows)
- Adobe Acrobat Reader DC 2021.005.20058以前(macOS)
- Adobe Acrobat 2020 2020.004.30006以前(Windows、macOS)
- Adobe Acrobat Reader 2020 2020.004.30006以前(Windows、macOS)
- Adobe Acrobat 2017 2017.011.30199以前(Windows、macOS)
- Adobe Acrobat Reader 2017 2017.011.30199以前(Windows、macOS)
解決方法
IT部門からソフトウェア管理されていないPCの場合
Adobeのサイトを参考にして最新版にアップデートしましょう。
IT部門に管理されているPCの場合
IT部門からアップデートプログラムが配信されると思いますので待ちましょう。
MECM(SCCM)ならAdobe Acrobat Reader/Adobe Readerのアップデートも可能
MECM(SCCM)はWindowsの更新プログラムの配信だけではなく、任意のアプリケーションの配信も可能です。
社内の数千、数万台のPCのアップデート作業はとても大変なものです。MECM(SCCM)を利用することで、かなり楽になります。
アップデートが終わらない、リモートワークのため配信できないPCがある、会社の回線を専有してしまい苦情を言われるなどでお悩みのIT部門の方、一度検討してみてはいかがでしょうか。