アーザスで独自のSCCM資産管理ツールを開発してみた!

Micorsoft

アーザスは SCCM 運用業務や構築業務をしている中で、SCCM 資産管理について良く聞かれることがあります。

SCCM だけの資産管理ではどうしてもできることできないことがあったので SCCM 資産管理ツールを作ってみちゃいました。

SCCM資産管理はどこまでできるの


そもそも SCCM を使った資産管理はどんな機能があるかというと大まかに以下の機能があります。

ハードウェアインベントリ管理

ハードウェアインベントリを使った管理です。

SCCM 資産管理といえばこの機能を使ったものがすべて、というぐらいこの機能を使っていろんな管理ができます。

具体的な資産管理の例で言うと、ユーザにインストールされているソフトウェアを一覧で表示したり、ログオン情報や使用状況などを管理できちゃう優れものなのです。

ソフトウェアインベントリ管理

ソフトウェアインベントリ管理とは、ソフトウェア情報を収集する機能です。

ハードウェアインベントリはあらかじめSCCMで定義された情報を吸い上げるのに対し、ソフトウェアインベントリは「ファイル情報を自分たちで定義して収集しよう!」というものです。

このソフトウェアインベントリもなかなか優秀で小回りが利く管理の仕方と考えて良いです。具体的な設定はクライアント設定から定義することができます。

資産インテリジェンス管理

資産インテリジェンス管理は Microsoft が提供するソフトウェアカタログなどを使ってライセンス情報を取得して管理する機能です。

以下のサイトに詳しい解説がされておりますので参考にしてみてください。

正直に言います。あんまり使っていないです。といいますか使っていません。

というのもハードウェアインベントリ、ソフトウェアインベントリでほぼすべての情報が取れてしまうので、そちらから情報を吸いだす方が手っ取り早く正確な情報を取得できるからです。

SCCM資産管理ツールを作った理由


じゃあハードウェアインベントリ、ソフトウェアインベントリで殆ど情報が取れるので資産管理ツールなんていらないという意見もありますが、以下の理由から SCCM 資産管理ツールを作ってみました。

SCCMは部門データや部署データなどが作りにくい

SCCM を使って部門データや部署データを登録するには、AD 側にあらかじめ登録する必要があります。

また登録した AD データの属性追加などを実施しなければなりません。

属性追加は以下のサイトが詳しく解説しています。

AD のデータが常に正しい状態になるかというと、企業は人事データが先に公開されて、資産管理DB、AD のメンテナスという流れになると思います。

AD 側のメンテナンスをする運用がきちんとされていないと、SCCMではリアルタイムな部門情報が取れないというデメリットがあります。

SCCM上のデータをどう整理してよいかわからない

SCCM 上のデータを何を使ってどのようにしたら良いかわからない、というお声をたくさん聴いてきました。

SCCM で取れるデータは膨大です。レポート機能もある程度 SCCM を使っている人には分かりますが、SCCM を触ったことが無いユーザにはとっつきにくいものです。

SCCM資産管理ツールをつくってみた


そこで SCCM 資産管理ツールを作ってみました。

作ったツールの仕様は以下の通りです。

  • SQLサーバに部門テーブルを独自に作成する
  • 作った部署テーブルを以下にような項目とする
  • 資産管理番号、部署名、所有者、拠点、マシン名(ホスト名)、PCモデル、OS

  • SCCM で取得したアプリケーション、適用パッチをホスト名にリレーションし、出力されるカウントを表示させる。
  • アプリケーション、適用パッチのカウント数をクリックすると適用された一覧が表示される。

なかなかいい感じです。

部門テーブルは自分たちで作りこんでいく必要がありますが、必要な項目は都度増やせば良いので使い勝手が良いです。


SCCM 運用しているメンバにも使ってもらい、今後改良を進めてみます。

最後に

SCCM 資産管理は SCCM が取得できる情報量が多すぎるため、どのように資産管理したらよいか困っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

アーザスではこんなの SCCM であったら便利だなという簡単な思いからツールを開発してみました。

ご興味がございましたら是非ご連絡下さい。